送信部
送信部の構成は、TA7358で水晶10.7MHzを発振させPLLからの40MHz近辺の信号をミキシングし29MHzを作っている。その後3段増幅して最終3.5W出力となっている。
当初10.7MHzの水晶発振に変調をかけようと実験したが、思うようにディビエーションがとれず、PLLに直接変調することとなった。水晶固体の特性にもよること、また10.7MHzという周波数で±5KHzは厳しい。変調用に使ったバリキャップはそのままとして周波数アジャストとして使っている。
TA7358の使い方であるが、本来7,8pinが発振回路で1,2,3pinが増幅回路として使うのが本来であるが、7,8pinにPLLから入力しバッファとして使いミキサーに入れ、1,2,3pinで水晶発振としている。これは水晶発振の出力に同調回路をいれ高調波を削除したいためである。3pinに10.7MHzのコイルを入れているが、3次高調波(32.1MHz)が十分除去できなかった。この周波数は29MHzに極めて近いため後段でも除去しきれないため、やむなくFM用セラミックフィルタを追加した。最初からフィルタだけで構成すれば部品点数が減らせた。(次期製作のときに忘れないように)
この部分を作っているときに、PLLの注入レベルを色々変えてみたが、-20dBm程度がいいようであった。この辺りももう少し色々実験をしてみたい。
TA7358からの出力はコイル同調で29MHz帯を取り出し3段増幅して3.5Wを出している。2段では1Wが精一杯だろう。高能率ナFETであれば2段で5Wは可能かもしれない。取敢えず手持ち部品ではこの構成が一番リーズナブルな用である。
増幅部はすべてリニアアンプとした。今後SSB機等の為の実験でもあること、出力高調波への影響を考慮した。サンハヤトの基板(ICB-88SEG)1枚でここまで作りこめたのは非常に満足である。
出力は、LPF(後ほど解説)を通すのは言うに及ばずである。
ワンポイント
・ 増幅部のトランジスタベース回路で、バイアス供給の為にRFCを使用しているが、最初適当にコイルを巻いて作ったが、結構性能に影響する。しっかり計算すること。
次回は、その他回路及びAVRプログラミングについて書く予定。
送信部の構成は、TA7358で水晶10.7MHzを発振させPLLからの40MHz近辺の信号をミキシングし29MHzを作っている。その後3段増幅して最終3.5W出力となっている。
当初10.7MHzの水晶発振に変調をかけようと実験したが、思うようにディビエーションがとれず、PLLに直接変調することとなった。水晶固体の特性にもよること、また10.7MHzという周波数で±5KHzは厳しい。変調用に使ったバリキャップはそのままとして周波数アジャストとして使っている。
TA7358の使い方であるが、本来7,8pinが発振回路で1,2,3pinが増幅回路として使うのが本来であるが、7,8pinにPLLから入力しバッファとして使いミキサーに入れ、1,2,3pinで水晶発振としている。これは水晶発振の出力に同調回路をいれ高調波を削除したいためである。3pinに10.7MHzのコイルを入れているが、3次高調波(32.1MHz)が十分除去できなかった。この周波数は29MHzに極めて近いため後段でも除去しきれないため、やむなくFM用セラミックフィルタを追加した。最初からフィルタだけで構成すれば部品点数が減らせた。(次期製作のときに忘れないように)
この部分を作っているときに、PLLの注入レベルを色々変えてみたが、-20dBm程度がいいようであった。この辺りももう少し色々実験をしてみたい。
TA7358からの出力はコイル同調で29MHz帯を取り出し3段増幅して3.5Wを出している。2段では1Wが精一杯だろう。高能率ナFETであれば2段で5Wは可能かもしれない。取敢えず手持ち部品ではこの構成が一番リーズナブルな用である。
増幅部はすべてリニアアンプとした。今後SSB機等の為の実験でもあること、出力高調波への影響を考慮した。サンハヤトの基板(ICB-88SEG)1枚でここまで作りこめたのは非常に満足である。
出力は、LPF(後ほど解説)を通すのは言うに及ばずである。
ワンポイント
・ 増幅部のトランジスタベース回路で、バイアス供給の為にRFCを使用しているが、最初適当にコイルを巻いて作ったが、結構性能に影響する。しっかり計算すること。
次回は、その他回路及びAVRプログラミングについて書く予定。
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